百年兵を養うは、ただ平和を護る為である
山本五十六の名言。太平洋戦争開戦時の連合艦隊司令長官が語る「軍隊」の存在意義。
山本五十六は大正時代に、アメリカに駐在しハーバード大学にも留学している。アメリカ駐在時、すでに大量生産・大量消費を実現していたアメリカ社会の圧倒的物量を目の当たりにしている。
そのため、近衛文麿に日米戦争の見込みを聞かれた際には「それは是非やれと言われれば初め半年や1年の間は随分暴れてご覧に入れる。然しながら、2年3年となれば全く確信は持てぬ」と答えている。
山本五十六が持つ戦争回避の願望と平和への想いが読み取れる言葉だ。