利益は売る時ではなく、買う時に生まれる
ウォーレン・バフェットの名言。世界最大の投資持株会社を率いるオマハの賢人が語る利益の源泉についての言葉。
一般的に株式投資における利益とはキャピタルゲイン、つまり価格変動によって生じる売買差益を指す。したがって、価格が下がった際に買い、価格が上がった際に売り抜ける。
この場合、最後に売り抜けたときに「利益」が生まれると考えるのが普通だ。
しかし、ウォーレン・バフェットの思考回路は逆だ。
そう、最後ではなく最初のアクション。つまり、どの銘柄を買うかを意思決定した際に決まると言っているのだ。
これは何も、株式投資だけに言えることではないのではないか。どの事業分野に新規参入するかを決定する際などにも言えるかもしれない。
それぐらい意思決定の内容とタイミングというものは重要なのだ。