組織に貢献してくれるのは、優秀な者よりも能力は並だが忠実な者の方だ
戦国武将である織田信長の名言。組織のトップに立つ人間の視点による部下の評価ポイントについての言葉である。
優秀な人間は、どうしてもスタンドプレイに走ってしまう傾向がある。優秀であることを自覚し、自分に自信を持っているからだろう。
ただ、仕事や家庭に代表されるように人間社会の多くの物事は、100m走のようなオリンピック種目の個人競技ではない。つまり、チームプレーを求められる。
チームを束ねるリーダーにとってありがたい存在は、組織が掲げた目標に向かってプラスの影響を与えてくれる人間だ。
明智光秀タイプではなく、羽柴秀吉タイプということだろう。そして、このことはまさに歴史が物語っている。