苦しむことから逃げちゃイカン。人生はずっと苦しいんです。苦しさを知っておくと、苦しみ慣れする。これは強いですよ 漫画家である水木しげるの名言。苦しさとの向き合い方について語った言葉。 漫画家「水木しげる」の原点はやはり太平洋戦争中の壮絶な体験だろう。 水木しげるはラバウルへ送られ、ニューブリテン島で生死をさまよいながら生き残った。 明朗快活だった水木しげるですらおとなしくなるほど壮絶な最前線の過酷な戦場。その極限の中で、まさに「苦しみ慣れ」することの強みを体感したのだろう。