変える必要もないし、変えられない、あるいは変えるのが億劫だということになったら、そのときは僕が引退するときだ
米長邦雄の名言。2003年12月17日、現役棋士を引退した。
1998年、26年連続で在籍したA級から降級。
1993年に第51期名人戦にて悲願の名人位を獲得してからはタイトル戦から遠ざかっていた。
米長邦雄は晩年、若手に混じって新しい戦法を研究し続けていた。名人位の50歳での在位は史上最年長記録として輝いている。
この名言の後に「変えられる間はまだ頑張れる」という言葉を続けている。